BIRTH 4
「誕生日、おめでとう。迷いに迷って決められなかったんだが、君は何が欲しいのかと…」 「あー、そうだなー。塔矢が早く20歳になることかなー」 「またそんな無理難題を……」 「だってさー、未成年だと色々と面倒じゃん。二人の名義でマンション買おうって言ってもさー、基本的に自由業だし。銀行の審査があるし」 「それじゃあ、ボクの誕生日が過ぎたら……。年明けからでも一緒に住もう」 「それはそれで嬉しいんだけどなー、ホラ、御飯とか考えちゃうよなー。毎日のことって面倒だもんなー」 「大丈夫、人間多少のことでは死なないから」 「塔矢ってさー、囲碁以外はホント無頓着だよな。よしっ、プレゼント決めた!塔矢!俺のために料理教室通ってv」 「あっ、あぁ。解った」 こうして、二人の生活は少しずつ始まっていく……。 短い書きなぐりスミマセン、お誕生日おめでとうヒカル! |