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ヘタレなトリコ

2011.06.04 18:09

朝っぱら、釘パンチすら卑猥に思えるって話が出てて、小松くんの・・・にトリコさんが真ん中の足(比喩)で釘パンチ→三連釘パンチってそーろーじゃね? な話の流れからうまれたヘタレなトリコです。

ヘタレでカワイソウですから、トリコさんはカッコイイんだからって方にはオススメできません
続き




ふんわりと良い匂いのするわたがしで出来たベッド。
甘い匂いの寝室にゆらめくキャンドルの光。
その中でようやくトリコは小松と一つになろうとしていた。

今度はこじんまりと建ててもらったお菓子の家は小松と二人で住めるようにデザインしたもので、主にダイニングキッチンとリビング、そして寝室で出来ている。いわゆる1LDKだ。ただし床面積は200平米を超える。

そんなお菓子の家へ招待した小松と二人きりの夜。
小松手作りの食事も入浴もすませて、眠るまでの時間にと小松と虹の実のブランデーを酌み交わす。
そろそろだ。タイミング的には間違いない。
トリコは意を決す。
「もう待てねぇ…、オレの気持ち解ってんだろ」
リビングで小松を抱き寄せれば小松もうっとりと頷く。
こてんと胸に寄りかかる小松は、はっきり言って可愛いはずが無いのに可愛くてたまらない。
「トリコさん…、ボク、トリコさんになら…」
最近では意識して小松の好む匂いを発しているらしい自分の健気さに驚かないこともないが、こうしてぴったりと身体を寄せてくれるのなら匂い様様大万歳だ。
「あぁ、小松。お前をオレのモノにしてやる」
ここをがっついては格好がつかないので、余裕なフリをして小松をベッドルームへと運ぶ。本当なら今すぐにでもぶちゅーとやってすぱーんとやってしまいところだったがそこはやはり格好というものがあるのだ。

良いムードで事を運び、前戯で小松をイかせてとろっとろにした挙句に『もう、我慢できません…トリコさぁん…』と哀願する小松に『ははは、そうがっつくなって』と余裕をかまして、そしてココに貰った薬で小松の尻を解して解して弄りまくって慣らしてから一つになるという理想がトリコにはあったのだ。

だがしかし、実は童貞暦25年のトリコは、寝室に入った時点でパイシートのカーペットに躓いて小松を落としそうになるわ、服を脱ごうとして破ってしまうわ、目も当てられない失態を繰り広げたのである。
おまけになんとか小松を横たえての初キッスは、思わず齧り付いてしまう有様だったがここまではまだご愛嬌であった。
小松の協力もあって、小松の裸体が薄暗いキャンドルに照らされる。
どこもかしこも柔らかな小松に似合いの色合いにトリコの分身は極限状態で、それを見た小松も頬を染める。
「ボクを見てそんなになってるなんて、嬉しいです…」
見れば小松のモノも緩やかながらにも勃ちあがって期待に震えているではないか。

ぷちーんっと何かが切れる音がした。

小松の局部を見た瞬間、トリコの中の獣が暴走したのである。
「うおぉぉぉぉ」
と、雄叫びを上げたかと思うとトリコは小松に飛び掛り、そして小さな身体をうつ伏せにしたかと思うと尻を高々と持ち上げてぶすりとやってしまったのだ。
おまけに挿れるか挿れないかのうちにトリコは「うっ…」と喉の奥からくぐもったうめき声を上げて……。ドクドクと小松の尻にかかるモノがナニかはトリコの名誉のためには伏せておこう。
「えっ、トリコさん?」
「あっ…」
気まずい空気が流れる。
「そ・そういう時もありますよ?」
「 その上から目線ヤメロォォォォ」
はっきり言って先端すら埋っていない。押し付けただけだ。ついでに言うなら入浴のときにもしもの事を考えて抜いてある。
なのに、だ。まさかこんな肝心な所で暴発するなんて聞いちゃいない。

身体を捻ってこちらを哀れに見る小松の尻から背中にかけて大量の白いモノ・・・。
その姿を見てまだまだ元気な分身と裏腹にトリコのガラスで出来た心臓は哀れにも粉々に砕け散ったのだった。

「あの、トリコさん? もしもーし!!!」

トリコの理想とする格好良さは遥かに遠い童貞、いや道程なのであった。






「ほら元気だしてくださいって」
「……」
「イチゴ飯炊けましたよ、ロースバナナも焼きましょうか? それとも他に食べたい物ありますか?」
「…小松が食いたかった」
「ボクならいつでも食べて良いんですからね、だから元気だしてくださいね!!」
「小松うぅぅぅぅぅぅ」

がばあぁぁと抱きついたトリコによって小松が倒れて脳震盪をおこし、結局お流れになったのは言うまでも無い。






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いつえちー出来るのかはわかりませんwwww

SS

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