今日は会社を休んで脳神経外科に行ってきました。10日程頭痛が治らないんでこりゃおかしいって事で。
かなり混雑していたのでぼーと考え事してたんですが、もしCTで考えている事まで撮られたらとってもヤバいカンジなのでした。
ちなみに本日の妄想は以下になります。
粗方の治療は終えた。
まだ目が覚めないリクオの唇に、鴆は啄むようにそっと触れる。
そんな些細な刺激だったというのにリクオの双眸が鴆を認識していた。
「目が覚めたか……」
ひどい怪我だったのだと鴆が説明する前にがばっと起きあがったリクオが鴆に詰め寄る。
「ちょっとっ!!今、キスしてなかった?」
「気のせいじゃねぇか」
笑ってごまかして、そして牛鬼とのやり取りを鴆は話す。しかリクオの表情は暗いまま。
そんな落ち込んだリクオを何とか慰めたくて……。
鴆の腕が懐に入りぐっと前袷を広げるように力を入れたかと思うと肩から着物を脱いだのだ。
「ぜっ鴆くんっっ、こんなとこで何する気っっ」
突然に脱ぎだした鴆にリクオの思考能力も限界だった。
「意識のねぇリクオを看てたら、もう我慢も限界だ」
「が、我慢?」
鴆が帯まで解いたのでリクオは思わず目を逸らす。初めて見た鴆の裸体の逞しさについ凝視してしまいそうだったのだ。
「あぁ、リクオが欲しい。ここで遂げとかねーと京妖怪に負けたら機会も失っちまうだろ」
そう言って鴆に押し倒されたのでリクオも正確にその意図を知る。
「ちょっ、ちょっと鴆くんっっ」
「なんだよ、さっきはあんなによがってたじゃねぇか」
確かに傷を舐められていただけなのに恥ずかしい状態になってはいたがそれは鴆のせいだ。
なのに強引な鴆に強く出れなくてリクオは為す術もなく流されていく。
「あっ、鴆…く、ん」
「……リクオッ」
「ふっ、不潔だよっっ、鴆くんのばかぁ」
「……何を想像してくれたか知らねぇけどよ、ちょっと飛躍してねぇか、おーいリクオー?」
手元にあった薬壷達が鴆に向かって投げられる。この様子じゃさっき接吻したと知られたならもっとヒドい事になるんじゃなかろうかと鴆はこっそりため息をついたのだった。
一線越えないってどんな嫌がらせだ!!!と自分にツッコミ。